2015年3月30日月曜日

深める、認め合う、やりとげる

栂池高原スキーキャンプ最終報告

3月26日より始まった栂池高原スキーキャンプは本日が最終日となりました。5日間の日程で行われたキャンプでは多くの出会いと感動、そして学びが有ったかと思います。参加者にとって掛替えのないあとも5日間は、青空に栄える真っ白な白馬連峰に迎えられて始まりました。最初は始めて会うお友だちとの緊張したコミュニケーションも徐々に打ち解けあい仲間となって行く様子が日々見られました。スキーの技術では、スキー板を始めて付けて歩いた時には前に進む事、転んで起き上がる事など全てが難しく心が折れそうになった時もお友だちどうし励ます姿があり、数日間の中でリフトに乗り自分の力で滑走が出来るようになりました。子どもたちは大きな自信と達成感を味わう事ができたと思います。

今日の最終日は家に帰る為の移動日となります。宿で食べる最後の食事は感謝の気持ちを伝えようとこれまでの中で一番大きな声で「いただきます」の挨拶が出来ました。その後身支度を行い、お世話になった宿の方にありがとうの挨拶を行いました。このキャンプでは全ての宿でYMCAの貸切にしてくださり参加者の為にといろいろな配慮をしてくださり家で過ごすような安心感と居心地を提供してくださいました。
そんな宿の方々の思いが参加者一人ひとりに伝わり「もっと泊まりたい」「また来たい」等と言っておりました。
その後白馬駅まではバスでの移動となりお世話になった多くの方に見送られながら出発しました。白馬駅では電車乗車までの空き時間にはキャンプソングの合唱となり白馬駅には明るい歌声が響き渡りました。現地の方からはこの歌声は「春の風物詩だよ」とのお言葉をいただき白馬全体で横浜YMCAが受け入れられていると感じました。
電車乗車後はそれぞれ好きなことを行って過ごします、ゲーム、トランプ、歌などこれも貸し切り列車の良い所です。その後昼食のお弁当を挟んで、昨日のワッペンテストの結果をい発表する認定式が行われ参加者の挑戦結果を皆で祝いました。
電車は定刻どおり最初の下車駅となる新宿駅に到着しました。この後順次下車に停車しそれぞれのユニット毎に解散し参加者はご家族の待つ家に帰って行き、この栂池スキーキャンプは終了となります。ご参加いただきました皆様、送り出して頂きましたご家族の皆様本当にありがとうございました。
(栂池高原スキーキャンプ 担当:佐久間 均)