2015年6月2日火曜日

日本の海はどこでもしょっぱいの?

横浜YMCA 地域交流事業「磯遊びと親子カヤック体験」ご報告

横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。

5月31日(日)には、ファミリープログラム「磯遊びとカヤック体験にご一緒させていただき、14家族と一緒に三浦ふれあいの村と油壺マリンパークに行きました。行きの車の中では、おしゃべり好きの方もいたおかげで日本の車事情、宗教と食事、「日本のサラダにはなぜキャベツが入っていることが多いの?」などの素朴な質問もでて盛り上がり、研修員同士も楽しく打ち解けながら移動することができました。着いた後に砂浜にでてみたら、とても楽しみにされていたのか初めての海に興奮されている様子でした。カヤックでは皆さんが使用する艇の分も協力的に運んでいただき、インストラクターの説明及び見本を見た後、子どもたちは難なくスタートしていきました。
続いて研修員たちもスタート。最初はなかなかうまくいかない人もいましたが次第に上手になり、楽しく乗れるようになりました。その後、初めて海で泳ぐ方もいてまるで子どもに戻ったかの様に、楽しそうに水遊びを楽しんでいました。海から上がった後は「日本の海はどこでもしょっぱいの?」などの質問も新鮮でした。
昼食は事前打ち合わせ時のときの様子から、お弁当は、好み、宗教などの理由で難しいとのことだったので持参をお願いしていましたが、一応用意した日本のお弁当もおかずを、「これは何?これは?」と確認しながら食べられるものをチャレンジされていました。午後はマリンパークへ。自国のそれとは展示生物の種類が違うので、興味津々に見学されながら、その後、今、世界でも話題のイルカショーを観覧しました。トレーニングされたイルカたちのテクニックに驚き、目を丸くしながら見ていました。
国際理解につながる文化の相互理解の大切さを感じながら、今後も日本・横浜理解と横浜市民との様々な交流の機会が持てればればと思います。
(JICA・YMCAデスク 石川 義彦)