2015年9月17日木曜日

満員電車初体験

横浜YMCA 地域交流事業 「Beginner’s Walk」実施ご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々の日本理解を深め、来日されたばかりの方に滞在生活に役立つ情報と横浜を知っていただく機会として、今回は9月16日にJICA横浜近隣を短時間でまわるプログラムを実施しました。
午後から雨が降ってきたからか、参加出来なくなった人が続出し、インド1名(保健医療政策担当者のための能力育成)の方だけのご参加でした。
 今回のビギナーズウォークの行き先は東神奈川駅でした。切符を自分で買って通勤電車に乗ってみることと、帰宅時の日本人が寄るスーパーの光景を間近で観察しながら、日本人の日常生活の様子を学ぶことを目的としました。
 桜木町駅から東神奈川駅まではたった2駅、6分間の乗車ですが、19時ということもあり帰宅時の人たちで満員でした。満員電車に乗るという体験はめずらしいものだったようです。東神奈川駅隣接のスーパーで、地元の人たちの買い物風景を観察しました。そして売られている日本の商品も興味深いものだったようで、日本の物価、食生活、海外からの輸入品について質問をされていらっしゃいました。
 道中では、日本の道路のデザインや信号機の機能について、ハンディキャップの人たちにやさしい作りになっていることに感心されたり、ほかにも禅の思想についてなど、日本について疑問をお持ちの点について質問をされました。
1人だけの参加者でしたが、逆にインドのことをいろいろと教えていただいたりして楽しい時間を過ごすことができました。今後とも近隣や横浜を知る機会や、初めての日本生活に役立つような情報提供を行っていきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 稲見 綾乃)