2015年9月19日土曜日

観覧車から見る横浜

JICA研修員ナイトプログラム「Ferris Wheel Ride プログラム」実施ご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々の日本と横浜の理解を深めるため、今回は平日の夜プログラムとして、みなとみらいの大観覧車「コスモクロック21」に乗るミニツアーを実施しました。
参加者はインド(PHD物理学)、アフガニスタン(生命ナノシステム科学研究)、メキシコ(バイオ化学・薬学)の方々でした。研修員の方々は普段みなとみらいにあるJICA横浜の施設内に暮らしています。そのためこの大観覧車も身近な存在なのですが、乗ったことがない方が多いようです。今回皆さんは大変楽しみにご参加くださいました。
まずはJICA横浜の裏手の海を見ながら歩きます。小雨が降る夕暮れのビーチサイドは、初秋の肌寒いような湿気が混ざったような空気です。歩きながら、正面に見える横浜インターナショナルコンチネンタルホテルの建物について話したり、そもそもの「みなとみらい」という地名について「みなと」はport、「みらい」はfuture という意味であることをお話ししました。何ヶ月も自分が住んでいる場所なのに、初めて知ったと皆さんおっしゃっていました。
通常平日夜の大観覧車はすいているのですが、本日は金曜ということもあり、数が限られた透明ゴンドラは待たなくてはいけなかったため、通常のゴンドラに乗ることにしました。5分程待った後に観覧車に乗り込んで出発です。みなとみらいの夜景は素晴らしい!15分かけて一周します。「ブルーライトヨコハマ」という日本の有名な歌を紹介したところ、とても気に入ってくださり、美しい夜景を見ながら改めて「横浜が大好きです」とおっしゃってくださいました。
 降車後は徒歩10分でJICA横浜に到着。このようにたった1時間のツアーでしたが、とても楽しかったとおっしゃっていただきました。今後ともJICA研修員の皆さんに喜んでいただけるようなプログラムを運営していきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 稲見 綾乃)