2015年12月30日水曜日

白馬の山に別れの歌声

栂池スキーキャンプ最終報告
 栂池会場5日目。長かったスキーキャンプも、気づけば最終日。慣れ親しんだ宿舎や雪山に別れを告げて、バスで白馬駅へ。駅に着くと自然とキャンプソングを歌い始める子ども達。その声はユニットを超え、リーダー達含めた約300人の歌声が、白馬に響き渡りました。
電車に乗り込むと、ロクブックやゼッケンにサインを書き合ったり、ワッペン認定式をしたりと、ユニットごとに時間を過ごします。
中にはスペシャルゲストの車掌さんにサインを書いてもらっているグループもありました。
5日間生活をともにし、支え合い、競い合い、時には衝突をした事もあったかもしれません。そんな経験が、これからの子ども達の糧となり、豊かな心を育んでいく一助となれば幸いです。
 次は春スキー!栂池会場は、春も沢山の子ども達を待っていてくれるはずです!またキャンプて皆さんに会える事を楽しみにしています。
(栂池スキーキャンプ 藤澤幸隆)

楽しかった、うれしかった、出会えた3日間

富士山いちばん星キャンプ・ファンタジーキャンプ 実施(経過)報告part3
 富士山いちばん星キャンプ・ファンタジーキャンプ最終日です。前日まで少し疲れていた子どもたちも、最終日にパワーアップした木がします、みんなとっても元気です。3日間のキャンププログラムを一緒に過ごしてきた仲間たち、リーダーたちに心から感謝します。そしてYMCAの仲間たちとの日々を暖かく見守ってくれていた富士山に感謝します。
YMCAキャンプでは、お互いに思いやりを持って、誠実に接し、お互いに尊敬心を忘れずに、自らの責任をしっかりと果すことを大切にして、子どもたちがやってみようとする気持ちを尊重しています。ですからキャンプ中は危険なことでなければ何でも挑戦できます。リーダーたちは常にそばにいて見守っていてくれます。失敗しても大丈夫。「次は頑張って!」。子たちは自分の意見がみんなに認められたり、挑戦に成功した時、自信がついていくことでしょう。YMCAキャンプでは「安心していられる空間」をリーダーたちが守ってくれています。そして互いに気づき合い、育ち合う仕掛けがたくさんあります。使った場所にありがとうの気持ちを込めて、お部屋もピカピカになりました。最後の昼食では、笑顔いっぱい、思い出に花も咲いています。
みんなとの楽しい時間はあっという間、友だちやリーダーと別れる寂しい気持ち、お家が恋しい気持ちもあるかもしれませんね。
今年の冬、いちばん星キャンプ・ファンタジーキャンプに参加した一人ひとりが、また富士山YMCAで様々なことに挑戦してくれると嬉しいですね。キャンプ報告会での再会も楽しみにしております。キャンプの初めから終わりまで私たちと共にいてくださった神様に感謝しながらバスは横浜へ向かいました。
(富士山キャンプ総合ディレクター 村田彰宏)

大自然に包まれる子どもたちの笑い声

富士山いちばん星キャンプ・ファンタジーキャンプ 実施(経過)報告part2
 富士山いちばん星キャンプ・ファンタジーキャンプ二日目を迎えました。気温は-2度、子どもたちは、寒い朝でも元気いっぱいです。
 食事は、いちばん星キャンプとファンタジーキャンプのグループが一緒になって行動します。ファンタジーキャンプのみんなに「これはできるかな?」と優しく語りかけるいちばん星キャンプの子どもたちが頼もしく見えました。食事の他に朝夕の集いも合同で行うので、お互いのキャンプの子どもたちが刺激を受けながらキャンプが行われております。
ファンタジーキャンプは、富士山YMCA冒険の森に出発です。森の中では、高い丘をロープを使って登ったり、おしりで滑り台をしながら下ったりしました。巨大ハンモックや、ターザンロープなど、大自然のアスレッチックを大満喫しました。そして冒険の森で集めた宝物を使ってのおやつ作りは、仲良くなったみんなと協力して行いました。卵を割ったり、包丁を使ったり、洗い物をしたり、みんな積極的に取り組んでいたのが印象的です。できあがりは・・・『おいしい!』自分たちでつくったからこそ、美味しさ倍増でした。自然素材を使った楽器、インドではお祭りでも使われたことがあるようです。絵を書くときの集中力には脅かされました。お家でも素敵な音を奏でてくださいね。
いちばん星キャンプは、グループごとに、「凧づくり」、「ススキの迷路」、そして、「ツリークライミング」にチャレンジしました。「ツリークライミング」では樹高16mのケヤキに登りました。木の上から見た景色に大興奮のこどもたち。最後には修了証の授与があり、その修了証裏面にはこんなことが書かれていました。「一人でも多くの方がツリークライミングを通じて木と友達になり、木や自然を守るようになることを望んでいます。
そして今日ここに、またひとり木を大切にしてくれるツリーフレンドが増えたことをうれしく思います・・・。」そんなプレゼントをもらった子ども達は自信に満ちた笑顔を見せてくれました。その他にも、手作り凧を草原で揚げたり、「ススキの迷路」をクリアするために、みんなで話し合いをしながら、動物の看板なども探しました。快晴の中、富士山YMCAのいたるところで元気な子ども達の声がこだましておりました。
 夜は合同キャンドルファイヤー。リーダーのレクリエーションや歌で、楽しく過ごしました。キャンプソング「アドベンチャーソング」の合唱がオリオン座輝く星空に届いたかな・・・
(富士山キャンプ総合ディレクター 三上淳)

おともだちと雪で遊んだ3日間

湯沢ゆきんこキャンプ最終報告
 2015年12月27日~29日の3日間、新潟県湯沢パークスキー場にて行われていた幼児ゆきんこキャンプが無事終了しました。
 当初の雪不足の心配もありましたが、天候に恵まれたキャンプとなりました。前日まで雪が少なく、会場変更も視野にいれて体制を組んで準備しておりましたが、27日の大雪により、28日には湯沢パークがオープン!しかも神様は、青空と太陽もプレゼントしてくださいました。雪のコンディションもよく、はじめてスキーを経験するお友だちでも、たった1日の練習で午後にはリフトに乗れている様子もありました。
年少から年長まで102名の子どもたちと過ごした湯沢ゆきんこキャンプ。年齢によって雪の中での楽しみ方は様々でしたが、それぞれのこどもたちの表情を見ていて、「今、ちょっとできた!」の瞬間をたくさん発見しました。そして、少しでもスキーが身近なスポーツになってくれていたら嬉しいです。
また、今回はリーダー・スタッフ合わせて30名の指導者が子どもたちと共にキャンプを楽しみました。ホームシックで夜泣いてしまったり体調を崩してしまったり、スキーと寒さで心が折れそうになったりお友だちとケンカしたり。それぞれ辛いときに、リーダーたちが精一杯向かい合っていました。スキーはどうやったら楽しめるか?スキー以外でも、クラフトやゲーム大会など、キャンプ1ヶ月前から子どもたちのために準備してきました。生活グループリーダー、スキーレッスンリーダー、看護ケアサポートリーダー、保育士、休みを返上してお手伝いにきてくれた社会人リーダーなど、みんなが一丸となって常に笑顔でこどもたちを励まし、元気付けてくれたおかげで、無事に大きな怪我や事故もなく神奈川に帰ってくることができました。勇気を振り絞ってキャンプに参加してくれたこどもたち、そして大切なお子様をこのゆきんこキャンプに参加させていただいた保護者の皆様、キャンプに関わった全ての方に、この場を借りて御礼申し上げます。
次は、スプリングキャンプですね!年長さんは、小学生の4泊にチャレンジできます!中3日間しっかりスキーができるので、安定した滑り、ターンしてスイスイ降りてこれるようになれるかも!帰って来て「スキー楽しかったからもっとうまくなりたい!」「お泊まりへっちゃらだった!」というお子様はぜひ♪「今度はいつ会える?」たくさんお友だちが聞いてきてくれました。ぜひまた、キャンプで会いましょう!リーダー一同お待ちしております!!
(湯沢ゆきんこキャンプ 総合ディレクター 宮崎麻衣子  あちょリーダー)

2015年12月29日火曜日

緊張したけど楽しいワッペンテスト

栂池スキーキャンプ報告 その3
 栂池会場4日目。昨日の快晴によって溶け始めたゲレンデも、昨晩から明け方にかけて再度雪化粧。真っ白なゲレンデが、ワッペンテスト(滑走技術テスト)の子ども達を迎えてくれました。
今年は雪不足のため、ポールを設置したタイムトライアルではなく、滑走フォームを見るアナログ方式でのテストとなりました。レッスンで学んだターンやフォームで精一杯滑走する姿は、本当に輝いていました!滑り終わると、「スキーって楽しい!」と、緊張しながらも滑る喜びを楽しんでいる姿を見ることができました。
また、後から滑ってくる仲間の応援も忘れません。「がんばれ!」「転ばないように!」「あとちょっとでゴールだよ!」といった声援は、このキャンプで築きあげた仲間との信頼関係や、他者に対する尊敬・思いやりが形になったものだと思います。
テストを終えて一安心。夕暮れの中、キャンプ最後の滑走を楽しみました。
テストの結果は明日の列車の中で発表です。お楽しみに!栂池キャンプも後わずか。残りの時間を大切に、子ども達は仲間と過ごしています!
(栂池スキーキャンプ 藤澤幸隆)

元気に横浜に帰ります

志賀スキーキャンプ報告 その4

3泊4日の志賀スキーキャンプも本日で最終日となりました。昨夜は夜の集いのレクリエーションで大盛りあがり、キャンプソングを大合唱、最後の夜を楽しく過ごしました。キャンプ初日に比べ、子どもたちは大変打ち解けました。そして厳しい自然から学び、そして揉まれながら、顔つきも初日よりたくましくなりました。
本日の天気は雪が降り、気温は-6℃、少々風のある寒い日となりました。そして今日はお待ちかね、3日間の練習の成果を試すワッペンテストの日でもあります。午前中、ワッペンテストを行い、午後から表彰を行いました。
 
 
結果は是非、帰ってきたお子様から、キャンプの様子と共に聞いてください。話したいことが、きっとたくさんあると思います。ご報告をお楽しみにしてください。これから元気に横浜に帰ります。4日間の志賀スキーキャンプ、ブログでの報告は以上となります。
(志賀スキーキャンプ 大木 悟)

"70 Years of Peace - And More"

中高生英語キャンプEnglish Camp for Global Leadership 途中報告

12月26日~29日の3泊4日、国際青少年センター(東山荘)にて全国のユース世代を対象とした英語キャンプが行われています。今年は定員である40名での開催となり、首都圏以外には熊本、広島、兵庫、愛媛、富山などから参加してくれています。
 
初日から仲間たちとインタビューゲーム、スピーチ、ディスカッション、プレゼンテーション、と数々のアクティビティをこなしてこの3日間でそれぞれの成長を見せてくれています。
今回のテーマは"70 Years of Peace - And More"。戦後70年の今だからこそ「平和」についてさまざまな情報を聞き取り、考え、話し合い、整理し、表現しています。グループプレゼンテーションでは、Human Rights(人権)、Terrorism(テロリズム)、Refugees(難民)、Globalization(グローバル化)など難しいグローバルイシューについて考え、本当に熱心に取り組んでいました。
すぐに方向性が決まったグループから、なかなか話がまとまらず、パワーポイントのスライド作りに苦戦したグループもありましたが、3日目の今朝の発表では8グループすべてが内容の濃い素晴らしい発表をし、その後の質疑応答もより深い思考につながる質問が活発に飛び交っていました。中学2年生から高校3年生の若者たちが英語を話そうとする積極性と、地球規模の社会問題に真正面から向き合う姿勢には、本当に驚かされます。英語でのFun Timeや外で体を動かす時間もあるため、新しい友だち、久々に再会した友だちとの絆がどんどん深まっていくのが見てとれます。明日はいよいよ最終日。一人ひとりのスピーチが待っています。
 
 
彼ら彼女らがグローバルリーダーへの道を一歩も二歩も進んでそれぞれの地に帰っていき活躍してくれるのが楽しみです。
(横浜YMCA語学事業  茂澤いずほ)

富士山と青空のもと元気に!

富士山いちばん星キャンプ・ファンタジーキャンプ 経過報告 その1

2015年12月28日(月)~30日(水)において、「富士山いちばん星キャンプ」(参加者41名、リーダー・スタッフ7名)、「富士山ファンタジーキャンプ」(参加者24名、リーダー・スタッフ7名)が気持ちの良い青空の下スタートしました。
 
富士山ファンタジーキャンプは、富士山YMCA冬の風物詩「すすきの迷路」に挑戦です。草原に出かけ、自分の背よりも高い、すすきの迷路にチャレンジしました。「ここはどこだ?」「次はあっちにってみよう!」など、友だちと協力して頑張り、みんなが仲良くなってきました。そして、子どもたちにとっては、入浴&食事タイムも大冒険でした。「私できるよ」とボタンをつけてみたり、「難しいけど頑張った」食事の配膳や片づけも行いました。3日間が「できた!」「やったよ!」の笑顔が広がっていきますように!
 
富士山いちばん星キャンプ最初のプログラムは、プラネタリウム見学です。キャンプの名前の通り、メインプログラムの一つとして、スターウォッチングが今晩行われるので予習です。プラネタリウムでは、冬の星座、神話のお話しなど、真剣に聞き入る姿が印象的でした。オリオン座、冬のダイヤモンド、すばる。早く星座が見たいな!期待感が高まります。そして、夜。寝袋にくるまり、富士山YMCAのヘリポートで星座観察を行いました。気温は0度・・・大自然の中の夜空や静寂はどうでしたか。グループのお友だちと見上げた夜空には都会では見えない星々の瞬きがありましたね。まるで、私たちが宇宙に飛び出したかのような夜空に包み込まれた瞬間でもありました。寒くなった体を温めるためのココアタイム、そしてお風呂タイム。さぁ、みんなが寝るキャビンの大きな天窓から星が夜中見えるかな。
 
29日・キャンプ二日目は、それぞれのキャンプで、ツリークライミング、凧揚げ、すすきの迷路、森のアドベンチャー、エコクラフト作り、キャンドルファイアーなど、野球場9個分の大草原をかけぬけましょう。『笑顔・元気・つながろう富士山!』
(富士山キャンプ総合ディレクター 三上淳)

もう1本滑りたい!

栂池スキーキャンプ報告 その3

栂池会場3日目。本日は朝から晴れ渡り、絶好のスキー日和。新しいコースもオープンし、今日も元気にゲレンデに飛び出していった子ども達は、早速リフトにのってスキーを楽しみました。
リフトの上では、「スキーがこんなに楽しいなんて知らなかった!」と、心からスキーを楽しんでいる様子が見られ、レッスン終了時間が近づくと、「もう終わり?」「もう1本滑りたい!」といった声が多くのグループで上がっていました。また、昨日は板を操作して止まる練習をしていたグループも、みんなリフトに乗って滑る楽しさを味わっていました。
宿に戻ってもスキーの話は続き、「昨日よりスピードを出せるようになった」「パラレルターンが出来るようになった!」といった声も聞くことができました。今日の夕飯は、まるでクリスマスのようなチキン。たくさん食べて、明日のレッスンとワッペンテスト頑張りましょう!
(栂池スキーキャンプ 藤澤幸隆)

2015年12月28日月曜日

青空のもと!

志賀スキーキャンプ報告 その3

志賀ジュニアキャンプ3日目を迎えました。2日目は-7~10℃の気温から晴天のゲレンデでは少し気温があがり11時の時点で-3℃となり12月の冬の志賀とは思えない気持ちのよい日差しの中のスキー講習会となりました。
 

他の団体も、一の瀬ファミリーゲレンデに登場し、スキーを楽しむ元気な子どもたちでいっぱいです。その中でもYMCAのゼッケンをつけたグループもとても元気にリーダーと一緒にスキーレッスンを楽しんでいる様子でした。

スキーをはじめて履いた子どもたちも全員リフトに乗ることができそうです。悪戦苦闘の二日間からなんとかブレーキ操作であるはプルークボーゲンを覚え目標であるリフト乗車にたどりつきることができました。
 
中級レベル以上のグループは、4人乗りのクワッドに乗り込み山頂にあがり上級バーンにチャレンジし、長い距離も滑り込めている様子です。雪不足でリフトはフル稼働ではありませんが、状況を見ながらまた声をかけあい、励まし合いながら、共にキャンプを過ごしています。
(志賀高原スキーキャンプ 宮崎 亮)