2016年4月22日金曜日

横浜YMCA派遣スタッフからの現地報告
避難者からのニーズに耳を傾けた支援に取り組んでいます

横浜YMCA 熊本地震緊急支援活動報告Vol.5
熊本では、昨日の大雨がやみ、曇り空の朝を迎えました。
御船スポーツセンターの避難所では、昨日、被災した建物の雨漏り対応をブルーシートで行いました。終日の雨で外に出られなかったため、依田スタッフをはじめ、応援スタッフやボランティアが避難者の要望に耳を傾けました。感謝の言葉が語られた他、長い間お風呂に入っていないので水のいらないシャンプーがほしい、女性が着替える場所を確保してほしい等の声があがり、少しずつ改善に取り組んでいます。高齢の方も多いため、今後も声をかけて健康管理に注意していくことが確認されています。
依田スタッフは、本日の午後から熊本YMCAの災害対策本部の支援の対応を担当することになっています。

 益城町総合運動公園の避難所では、災害ボランティアセンターが開始したことで、外部からのボランティアの受け入れを見送り、災害ボランティアセンターの紹介を行っています。昨日は雨で、避難所の入り口にダンボールやタオルを設置して、泥の拭き取りなどの作業に時間がとられました。憩いの場となっているカフェの横には、情報ボードが設置され「情報の見える化」を進めています。
大塚スタッフは、避難所から社協の災害ボランティセンターの運営のサポートに入っています。ボランティアの受付や避難者からのニーズの聞き取りに取り組んでいます。
(横浜YMCA 広報センター 池田直子)