2016年4月20日水曜日

中学・高校生のボランティアが駆けつけてくれました

横浜YMCA 熊本地震緊急支援活動報告vol.3
 益城町総合運動公園の避難所には、全国からの医師や看護師、介護専門スタッフ、栄養士、保健師、災害のコミュニティの専門家とともに、生かされたいのちが大切にされるよう避難所の住民の街づくりプロジェクトをスタートし、避難者が自主的、自立的に運営できるようサポートしています。
横浜YMCAから派遣の大塚スタッフは、さまざまな団体とより良い避難者支援を進められるよう取り組んでいます。地元中学生や高校生がボランティアに駆けつけてくれました。大塚スタッフがボランティアをコーディネートして、避難所に、日常の空間を取り戻せるようにと喫茶コーナーを開設し、横浜からの香り高いコーヒーが配られます。
横浜YMCA前総主事の山根誠之(現私立横浜英和学院理事長)さんは、避難所支援を統括している日本YMCA同盟山根スタッフを今後の支援のために訪れました。
「被災地の子どもを支援する神奈川市民の会」(代表 横浜YMCA田口努総主事)の支援物資の横浜野菜として届いたトマトは、留学生などが避難している熊本大学に届けられトマトカレーになり、全員に提供されました。横浜の人々の思いが届けられ、体があたためられました。黒潮町のアレルギー対応の缶詰も支援物資として多方面から問い合わせが入り、支援の輪が拡がっています。
(横浜YMCA 広報センター 池田直子)