2016年4月22日金曜日

楽しかったシユウマイ作り

横浜YMCA 賛助会活動のご報告
 横浜YMCA賛助会は、横浜YMCAの活動目的に賛同し、YMCAの活動を経済的、社会的に支援することを目的とした法人による組織です。賛助会へ参加することで、横浜YMCAの行っている様々な地域貢献、国際協力活動への支援になるだけではなく、社員の方々の社会貢献活動への参画の機会を得ることができます。現在神奈川県を中心に約50社の法人が加盟しています。賛助会では、幹事会を定例で開催し、障がい児支援のためや児童養護施設の子どもたちの支援を中心に積極的に行っています。
 4月17日に児童擁護施設の小学生低学年向けの「ふれあいイベント」を行い、今回は
㈱崎陽軒のご好意で工場見学に行きました。子ども達は14名参加し、賛助会企業の、
㈱崎陽軒、タカナシ乳業㈱、丸全昭和運輸㈱、川本工業㈱、協同電気㈱、㈱テレビ神奈川から11名のボランティアが参加しました。朝、横浜に集合したボランティアはマイクロバス2台で施設に迎えにいき、工場にむかいました。施設で顔合わせをして、行きのバスの中ではマンツーマンで横に座った担当のボランティアさんと自己紹介からいろんな話で盛り上がりました。「楽しみで前日よく寝れなかった~」という子どもや、自分の好きなものから、学校のことをどんどん話してくれる子どももいました。当日は曇った天気のなか、車内では楽しい会話が弾んで徐々に打ち解け合いました。工場では、材料の説明を聞いた後、試食をしてシユウマイ作りへの意欲を盛り上げ、いざシユウマイ作りに挑戦です。
初めて参加した1年生には手が小さくてシユウマイの形を整えるのが難しかったようですが、息を止めて一生懸命集中して作る姿には心を打たれ、ボランティアも教えてくださるスタッフもなんとかそれなりのものができたときには「ほっ」とした様子でした。シユウマイを蒸している間には、特別に月餅の手で型どりをする方法を見せていただき、粘土細工の様に!?皆も実際に型抜きをやってみました。そうこうしているうちにシユウマイが蒸しあがり、子ども達は自分が作ったシユウマイに満足げ。達成感もあったようです。最後にみんなで写真撮影を「せーのシウマイ~!」と笑顔で撮影した後は外が強風と雨で荒れた天候だったので、公園に行くのを変更し、横浜中央YMCAに向いました。YMCA館内でお弁当を食べ、食後は室内でボランティアと一緒にビーチボール遊びや、けん玉、椅子をつかった遊び、ボランティアに本を読んでもらうなど思い思いに遊ぶ時間となりました。普段なかなか皆が揃って遊ぶことも無いようで、帰りに子ども達からは「また、参加したい~」との感想をもらって笑顔で見送って解散となりました。
賛助会の働きが、皆で遊ぶ機会や様々な大人と触れ合う経験となり、楽しい体験がこれからの子ども達の生活の力になってほしいと願っています。
 初めてのボランティア参加の方にとっては少し戸惑った部分もあるかと思いますが、大切な時間にボランティア参加いただいた企業の皆様には感謝です。これからもできることを大切にし、企業の方々の力を結集していける働きを担っていければと願っています。
(横浜YMCA賛助会 事務局 石川 義彦)