2016年11月14日月曜日

家族と田んぼ活動

横浜YMCA 地域交流事業 「田んぼ活動(脱穀)~Rice Threshing~」プログラム実施のご報告 
横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
11月5日に、戸塚区舞岡公園内で行われた、YMCAとつか保育園の親子プログラムの田んぼ活動“脱穀”に、トルコ(社会基盤整備における事業管理)ブラジル2(家畜感染症及び人獣共通感染症の診断予防技術)、(医用材料と再生医療)の3名の研修員が参加し、15家族の参加者や保育士の方々と一緒に作業し交流しました。
研修員は事前に一年間の田んぼ作業工程と脱穀の情報を得て参加しました。舞岡公園では、日本の原風景である里山の雰囲気や古民家が気に入ったようで、花や案山子との写真を取りながら歩きました。
稲をふるいにかけて、こしていく地味な作業も保育士や保護者と話をしながら、楽しく作業ができました。機械の使い方も指導員に教わって、みよう見まねで作業に取り組みました。そして最後の片付けまで一緒に参加し27キロほど収穫することができました。
研修員にとってはとても珍しい田んぼ作業に楽しく触れることができ、保護者や保育士と話したり、日本の家族と交流することができました。研修員からは「白いお米はみますが、その前にお米がこのようになっていて、このような経緯で収穫されるのを初めて知って体験することができて良かったです。」や「楽しく作業に参加できて満足しました。日本の子どもはかわいいです。」との感想をいただきました。
今後も様々な機会に出向き文化体験及び横浜市民との交流ができることを願っています。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)