2017年1月25日水曜日

横浜で新春お茶会

横浜YMCA地域交流事業「New Year's Tea Ceremony(新春お茶会)」実施のご報告
 横浜YMCA では、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流の機会を設けています。
 1月15日にミャンマー1(電気/電子工学博士1)、ブラジル2(日系継承教育・教師育成、医用材料と再生医療)の3名と、一般参加者93名とでJICAプラザ横浜にて新春お茶会を行いました。
 お茶会開始時刻の前から多くの一般参加のお客様が列を作ってくださり、予定時刻少し前よりお茶会はスタートしました。お孫さんと一緒に参加してくださった女性は「子どもたちに本物のお抹茶を体験させてあげたい」とおっしゃっていました。初めてお抹茶を体験した子ども達は「苦いけど飲める!」と最後まで飲み干す子がほとんどで、周りの大人たちを驚かせていました。琴の新春の音色を聞きながら、赤レンガ倉庫やベイブリッジを借景にいただくお茶は一般参加のお客様にも好評で、皆さん、ゆったりとした時間を楽しんでいらっしゃいました。
JICA研修員たちも一般のお客様と一緒にお茶会に参加しました。最初にお菓子とお抹茶を頂き、続けて立礼卓でお点前体験をしました。一般のお客様の前でのお点前体験とあって少し緊張していましたが、講師のアドバイスを聞きながら熱心に練習をしていました。
またお茶会では普段、JICAの建物内で茶道体験のプログラムに参加する研修員の様子を大型モニターに映し出して、一般のお客様にも見て頂きました。研修員が真剣な表情でお茶を点てたり、正座でお茶を頂いたりする茶道体験を通して、多くの研修員が日本の文化や歴史について学んでいる姿を見て頂く良い機会となりました。
YMCAデスクではこれからも研修員たちと地域の皆さまと交流し、日本文化を体験できる機会を作っていきたいと思っています。
(JICA-YMCAデスク 野田真由美、石川義彦)