2017年2月2日木曜日

母国ではいつも蹴っていました

横浜YMCA地域交流事業「Enjoy Futsal!(フットサル交流)」実施のご報告
 横浜YMCA では、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流の機会を設けています。
 1月28日にモザンビーク3(慶応大学政策メディア研究室、東大研究室T.I.C)、が横浜市神奈川スポーツセンターで行われた、フットサル交流に参加し、市民18人とフットサル交流をしました。
研修員の母国では日頃から多くの人が街中でボールを蹴っていて、サッカーをする人は多いそうで、「日本に来てからも蹴りたくてうずうずしていました」と、モザンビークの研修員達は久ぶりにボールが蹴れる喜びと、それぞれが離れて住んでいることもあり、久しぶりに会う仲間に喜びを隠せませんでした。またポルトガル圏ということもあり、在日日系ブラジルの参加者ともポルトガル語で完璧なコミュニケーションをとっていました。
参加者はルールを確認後、4チームに分かれて試合をし、その後何回かチームを交換しながら試合をしました。日本の参加者とも休息時間はそれぞれのナショナルチームの話や各自の研究の話をして談笑していましたが、ゲームが始まると真剣そのもので激しくボールを奪い合うこともありました。
各国からの海外研修員はフットボール好きな方が多く、「横浜国際センター内にもボールが蹴れるところがあれば気分転換ができるのだけれど」、という声もきくことがありまがすが、今回は横浜の区のスポーツセンターに初めて行って、いろんな方と楽しく汗をかいての交流が楽しかったとのことです。すぐに打ち解ける、フットボールは世界共通の言葉であるなあ、と改めて思わされます。
フレンドリーマッチということもあり、敵味方関係なく良いプレーは褒め、チームを励まし、自然と笑顔がでて、互いを認め合い、爽やかな汗と共に気軽なやり取りも加わっての楽しい交流になったようです。世界各地からの参加にはそれぞれのサッカーのスタイルも垣間見えたりして、新たな発見もあり、今後も海外研修員達が市民とともに気軽にフレンドリーマッチができるよう企画致します。
(JICA-YMCAデスク 石川義彦)